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WORK / 04 — VACANT
LIVEAIDev ToolOpen SourceCapstone 2026

Vacant

AI は「できた」と言う。本当に?

AI のための説明責任レイヤー。AI が完了を宣言した瞬間、Vacant があなたの基準で検証し、不合格は入口で止め、自分で再計算できるレシートを残す。世新大学 情報伝播学科 2026 年卒業制作・展示——設計・実装・実験を主導。

vacant.cosmopig.com
Vacant — clay residents queueing at the acceptance gate
vacant.cosmopig.com
Role
開発・実験・理論(リード)
Context
世新大学 2026 卒業制作
Team
学生 6 人 + 指導教員
Status
LIVE · オープンソース
ケーススタディ

The problem

vibe coding できる人は多い。でも AI アシスタントの一番よくある失敗は、書けないことではなく「できた」と言って実はできていないこと。ずっと見張るか、信じるしかない。引き継ぎの「テストしました」は、何を渡したのか誰にも追えない。

計測した数字

9 / 11

止められた 11 件のうち 9 件は、AI 自身が「完了」と宣言したもの。

30

展示 54 マスで、このレイヤーがなければ出荷されていた不合格品。すべて止めてレシートを記録。

9,841

件のレシート、194 本の実チェーン。すべて独立検証を通過。

58

件の対外的な主張への判定:成立 23、否定 14——否定されたものも残す。

What I built

6 人チームで開発・実験・理論を担当。Vacant の設計と実装を主導し、事前登録された実験を計画・実行し、展示のデジタルツインシステムとサイトもつくった。

  • 検収ゲート
    AI アシスタントの外側を包む仲介層。「完了」は検収を通るまで認めない。不合格は拒否として記録され、終了コードも 0 にならない。
  • 署名付きレシートチェーン
    誰が何をし、何を検証したか——1 マスが前のマスをロックする。1 文字変えればそこで鎖が切れる。オフライン検証、API ゼロで再計算可能。
  • vacant メニュー
    使い慣れた AI はそのまま。vacant と打って、手元のアシスタントを選ぶだけ——Claude Code、Codex、OpenCode、pi。
  • 事前登録された実験
    判定基準を先に書いてから走らせる。32 本の実験ノートと 58 件の証拠台帳、数字と分母つき。
  • 展示会場のデジタルツイン
    粘土の住人たちは、実際の展示会場に現れるデジタルツイン。
  • このウェブサイト
    ブラウザ内でレシートのハッシュをリアルタイム計算する仕組みのシミュレーション。
検収ゲート
入口:走って初めて数える
レシートチェーン
レシートチェーン:1 マスが前をロック

やらないこと

  • ✕AI の信頼性を保証する——等級は 1 回の実行に属し、AI には属さない。
  • ✕AI を賢くする——30 件止めて、やり直しで救えたのは 0 件。
  • ✕テストにできない仕事を採点する——自動で走る検収がなければ、審判もいない。

What I learned

否定された主張は、成立した主張と同じくらい大事。58 件中 14 件は自分たちの実験で否定され、すべて台帳に残している。やり直しで救えたのは 30 件中 0 件——AI は何度試しても賢くならない。できるのは「通らなかった」ことを見える・記録される・問える状態にすること。

プロジェクトリンク

世新大学 情報伝播学科 2026 年卒業制作・展示。指導教員:林頌堅。メンバー:陳建安、周楷倫、張唯恩、郭子睿、王禹皓、朱先宇。